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『お膳立てと受け売り宰相』の耐えられない軽さを憂う

ここでいう宰相とは、マスコミの下馬評によると、おそらく次期首相と目されている安倍晋三氏のことである。

この原稿は総選挙の前に書いていますが、ブログに出るのはおそらく
選挙の結果が出てからのことになるでしょうから、決定していることでしょう。

決定前にいろいろ言って、選挙妨害になってもいけませんが、終わっているならもう構わないでしょう。

安倍晋三氏がどんな人物で、これからどんなことをして行きそうかを、
直感的に、まさにラプラスの妄想的に占ってみようかと思います。

彼は、昭和の戦後政治の大立物,岸信介の娘婿である安倍晋太郎を
父に、そうそうたる政治家一族に生まれています。

政治家の跡目をとるべく期待され養育されたに違いありません。

ウェブで履歴を見てみると、学歴は成蹊の小中高とエスカレーターで
進み、大学もそのまま成蹊大学を卒業しています。

おそらく大学は一流(願わくは東大)を期待されたであろうが、ここでは
期待に添えなかったものと思われます。

よくあるように、おそらく学歴に花を添えるために留学しますが、
結局南カリフォルニア大学を一年足らずで中退して帰国します。

神戸製鋼に3年勤務(他人の飯を食べ)の後、父親の秘書になり、
父親の死亡後は跡目を継いで政治家になり、一貫してタカ派的な立場で行動してきています。

小泉政権のサプライズ人事で幹事長になり、第90代総理大臣になりますが、再組閣後の所信表明した直後に、潰瘍性大腸炎の悪化を理由に
政権を放り投げたことは皆さんよくご存知な経過です。

そしてその後も、臆面もなく色々発言し、再び自民党総裁に返り咲き、
今まさに政権の座につこうとしています。

挫折して、再び返り咲くことは少しも非難に値しませんが、彼の発言から、彼が自分自身で獲得したポリシーというか強い信念を見ることが出来ないことにその資質に不安を感じるのです。

発言内容が受け売り的で、コアのない、底の浅さが透けて見えます。

要するに今までの人生の大半をお膳立てと、受け売り的知識でやって来たであろうということから言えることは、自分自身で何かを成し得た経験がない(自分自身でしか出来ないところは出来ていない。)というままアイデンティティができていることであります。

のような経歴は麻生太郎、小泉純一郎、進次郎氏にもよくあてはまります。

かような人は、とかく強気な態度をとり虚勢を張り頑固であり、自信のなさから、周囲には安心できるお友達を取り巻きとしておくものです。

そして一番の問題は、国のためというより、歴史に名を残したい、という自分の名誉欲のために政治をするのが特徴的であることです。(小泉氏は郵政民営化の結果より、民営化をしたという事実にこだわった。阿部氏は憲法改正を言っている。)

要するに私は、彼には正常な自我の自律機能の獲得ができていないのではないかと疑うのです。

平時には、それでもいいであろうが、国難時に、重圧にさらされると耐える力がなく我慢できなくなり(要はレジりアンスが低い)、再び政権を放り投げ、我が国が危機的状況に曝され、日本の政治が再び混迷のスパイラルに入らないかを憂うのです。

さてさて、以上がラプラスの妄想で終わることを願うのみです。

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