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蓼科の初夏

初夏と言っても、7月の海の日の連休のことですから、暦の上では十分に夏ですが、梅雨明けの前で、蓼科はまだヒンヤリとしますので初夏ということで。

今回は中央道諏訪インターからビーナスラインのルートでした。

わざわざ遠回りしたのは前回、茅野に「たまごやさんのロールケーキ」を見つけたからです。小さな看板に惹かれて行ってみたら大金星。スポンジが今までに経験したことのない美味しさ。お店の場所は、インターを出て直進し、突き当ったら左折してすぐ、右側のGSの隣。

これはお勧めです。

5月の連休以来、今年2度目の訪問。
6月の末だと新緑と蓮華つつじが見事ですが、この時期は夏に入り、ようやく霧ヶ峰のニッコウキスゲが咲き始める頃になります。

我が家の白樺も真緑の葉をつけています。

都ならぬ高崎忘れ?

5月の写真と見比べていただくと違いがよく分かります。
心配した萱の屋根も無事残っており、山は緑に覆われすっかり夏景色です。
庭のテラスに行く道も笹に覆われ、草刈りがいるのですが、今回は何もしないという約束でしたので、放置。

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7月上旬の山荘風景

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山荘入口

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月見台からの白樺の木

 

ニッコウキスゲ

霧が峯の探索と、日帰り温泉のみで楽しみました。

車山肩の駐車場はもはや、ニッコウキスゲ目当ての観光客で満杯で入れず、したがってコロボックルヒュッテも断念し、霧ヶ峰の強清水に行きました。

 

未だ三分咲きの群生

狙い通り、そこの穴場のスポットでは駐車でき、ニッコウキスゲも見ることが出来ました。
全盛期の3割程度の咲き具合でしょうか。

 

電流が流れているフェンス

お花畑に入らないように、ワイヤーのフェンスが巡らされているのですが、なんと、これに電流が通っていました。
写真を撮ろうと腕が触れたらビリビリしました。
近くに「通電中、注意」とありましたから間違いありません。

 

この事態をどのように解釈すればいいのでしょう?帰りに、昼食は「しもさか」で蕎麦を食べ(ここはグルマンライフに記載)、プール平の滝の湯ホテルで日帰りの湯を楽しみました。

滝の湯露天風呂

八ヶ岳全域のお風呂は多分全部制覇していると思いますが、大きな施設のお風呂では滝の湯が一番と思います。
蓼科周辺には秘湯の湯もあちこちにあり、それはそれでよいのですが、滝の湯は清潔感があり、ホテルの対応がとても良いのです。

夕飯は家で、アスパラガスのソテーは、温泉卵を失敗しました。(一つは茹で不足、も一つは茹で過ぎ)昔読んだ作り方は忘れていました。(確か沸騰した中へ入れて6分であったような記憶が、、、) 僕の料理入門書は2冊、一つは壇一夫の「壇流クッキング」でーこれは壇一夫の著書の中で最高傑作と思います。もう一つは映画評論家?だった荻昌弘の「男のだいどこ」で、これにはレシピというよりどこに旨いものがあるか、その見つけ方を教わりました。その中で京都の大市のすっぽんも、いずうの鯖寿司も今回の瓢亭卵も知りました。そんな40年も前の記憶で作ろうと思っても所詮無理でした。(今は両方とも文庫本になっていますよ。)あとはサラダと、豚のスペアリブローストでした。一番おいしかったのは、朝採れトウモロコシの湯でたのでした(これは家内作)。残念。

アスパラガスのソテー

高原野菜グリーンサラダ

豚スペアリブのロースト

朝採りコーンの湯でたの


長門牧場

帰りは女神湖経由で佐久平インターから上信越道で高崎へ。
途中長門牧場のソフトクリームもお約束です。

ここの売店は、今でこそ大きな立派な建物になっていますが、数年前、いやもう10年位になるかも、お店は牛小屋の一部をそれ様にあてがった様なバラックに近いものでした。

牛の糞の臭いが漂う中で、全くミスマッチな旨いパンと、ボルシチ、ソフトクリームを売っていました。
床も砂利でしたよ。それでも知る人ぞ知るで、パンは余程運が良くないとなかなかありつけませんでした。
今は観光バスも来るような立科の観光名所になっています。
ちょうど山の反対側の蓼科のバラクラと同じように。

噂のソフトクリーム

かつて、形成外科医局のメンバーと来た時に、山荘で私が頑張って、山ほど御馳走を振舞ったと言うのに、一番はここのソフトクリームとのたまって、帰りにまた買ったKYの人がいましたね。

ちなみに彼女(達)は未だに独身です。
**それと関係あるかどうかは知りませんが。

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