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今流行のライフスタイル提案型ショップ「CITY SHOP」ー食とファッションの交差点

今流行のライフスタイル提案型ショップ「CITY SHOP」ー食とファッションの交差点

いつのころからか、花屋に商品として家具がおいてあったり、インテリアショップに食品が並んでいたり、花屋や本屋がカフェを併設したりと、異業種が混在するような業態は珍しく無くなった。考えてみればファッションだって、食事だって花屋にしたって、みなライフスタイルの一つの提案であるのだから、それらを複合して提案するショップがあってもおかしくも不思議でもないのだ。
これらをライフスタイル提案ショップというらしい。

本来、セレクトショップというのは、ある傾向の趣味趣向の人が自分のセンスでセレクトしたものを店に並べ、同好の人がいれば買ってちょうだいとして始めたものだ。だからそこには、ファッションだけでなく、家具から食器・調度品までのインテリアが揃い,洒落た食品が置いてあり、時にはフードコーナーやカフェバーが併設されていたり、しいては好みの車までおいてあるというのが正しい姿ではあるまいかと思い、そのような店を持ちたいものだと真剣に思った時期もあった。

一昔前は、車だけはこだわるが、食べ物は何でもいいという人や、ファッションにはこだわるが、インテリアは無頓着というような人は珍しくはなかったが、昨今はそれらすべてに共通項を持った、ライフスタイル全体に一貫性のある人が増えてきたように思う。

それに合わせるかのようにライフスタイル提案型ビジネスは急成長で、男性誌では、それは車の雑誌から始まった。二玄社の出していた「CAR NAVI」がおそらくそのはしりであろうが、その後「ENGINE」が続いた。(実は同じ編集者が作った雑誌であったのだが。)生活、文化に重きを置いた雑誌では「PEN」や「男の隠れ家」が古く「日経おとなのOFF」が続いた。「GOETHE」「GQjapan」は比較的最近で、洗練されているが、そのカテゴリーであろう。LEON、Gainer,RUDO,MADUROなどのファッション系の雑誌もモダンリビングやCASA BURUTASなどインテリア系の雑誌も、ことごとくファッション、レストラン紹介、新車や新しい雑貨の情報、映画や美術系の記事も載せて、もはや内容的には境界が無くなってきたようである。
したがって、自分の好みの合った雑誌を見つけると、情報集めが一冊で済み、至極便利で楽ちんになったものである。

ちなみに小生の愛読雑誌は00,00,00であり、、、、、、具体名は教えない。
なぜなら自分の情報源がわが身を守る機密情報であるのは国家と同じであるからである。

心理学者アドラーは性格、人格という言葉の代わりにライフスタイルという用語を用いたが、その意味することは「人生目標に向かう線の、その人特有のパターンのこと」であるとし、ライフスタイルを知ることが治療上大きな意味があるとしていることからもライフスタイルはその人の人となりを良く表しているのである。

自己意識に公的自己意識と私的自己意識があるように、ライフスタイルにも他人を意識する公的ライフスタイルと、自分の内的な生活を意識する私的ライフスタイルがあるように思える。外見や生活の仕方、振る舞いなどは公的ライフスタイルで、思想や読書、芸術鑑賞の傾向は私的ライフスタイルであろう。

その私的ライフスタイルの点でいうと、小生はテレビ番組ではブラタモリ(アシスタントの女性アナウンサーがまたいいですね、みな出世して、すぐにいなくなるけど)や新日本風土記(松たか子のナレーションがまたいいですね)、鶴ベイの家族に乾杯、鴨川食堂、様々なジャンルのNHKスペッシャルなどが好きであり、これで受信料拒否は詐欺みたいなものと思いつつも、(幸い)これまでに払う機会に恵まれていません。
最近は若者のテレビ離れのせいか、老人向けの番組、昭和を語るようなノスタルジックなものが多いが、武田鉄也の「昭和グラフィティ」は、やはり司会者が説教くさくていけないし、関口宏の「人生の詩」は徹子の部屋よりはましかという程度のものであり、一般に民放は企画力も制作力も見劣りしますね。

今流行のライフスタイル提案型ショップ「CITY SHOP」ー食とファッションの交差点 今流行のライフスタイル提案型ショップ「CITY SHOP」ー食とファッションの交差点

さて、右も左もライフスタイルをテーマに商売を始めると、レベルが平準化してつまらなくなるものだが、最近と言っても昨年の暮れであるが、南青山に開店したCity Shopはなお斬新である。吉井雄一という熊さんのような風貌だが、とってもハイセンスなセレクトショップから自分のブランドまでを立ち上げるような優れたデザイナーが作り上げたフード、ファッション&カルチャ―ショップである。
前回のこの欄で南青山を取り上げた時にも登場したが、1階がこだわりグルメサラダのフードショップで2階が高価な一点もののヴィンテージものからcity shopブランドのファッション、100円ショップのようなグッズ、CD、アートブック、雑貨までが並ぶ独特の世界観を呈するショップになっている。
「高級品ばかりが美しいとは限らない、ハイ&ローで、いいものはいい」という強い自信に裏付けられた自己主張のお店なのである。
1階のグルメサラダショップは、ランチプレートが1500円程度で、各種こだわり野菜と肉、魚が5種類選択でき、それにスープにパンが付くというサービスぶりなのである。しかも確かに野菜は飛び切り旨いのである。
もっとも一緒に行った連れの話では、「このボリュームがいつまでもつのかしら?今だけじゃないの?」とのご高察ではありましたが。
さすれば是非、今のうちにお尋ねください。土日のお昼時は並んでいて、なかなか入れませんから、平日のランチタイム前後なら並ぶこともなさそうでお薦めです。夜は行ったことはありませんが、看板を見ると、アルコールも出て、二人以上で食べ放題飲み放題のコースもあるようで、楽しみですね。

今流行のライフスタイル提案型ショップ「CITY SHOP」ー食とファッションの交差点

やはり南青山ははずせませんね。

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