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みつい「鮨に子供連れは,やはり無理かな」

前回個室を使って,子供(孫、小3)連れでも十分楽しめたので,2ヶ月のインターバルで再訪したが,今回は少し様子が変わり,やはり鮨屋の個室は具合が悪いなと実感したので報告しようと思う。
 久しぶりのジジ、ババ,嫁,孫の4人だから,話は退屈しないはずなのに、鮨の間隔の間が抜けて,最後は子供が寝てしまうのは,流石に後悔した.前回は,開店早々で時間も早かったせいもあり,先客がおらず,親方は個室の板場に付きっきりで世話をしてくれたので,孫も電光雪花のスピードで鮪のお代わりをして16貫も食べたが,今回は遊び疲れもあったのか、鮨屋で初めてお代わりもせずににご馳走様になった。やはり料理というものは,お皿の間隔のタイミングがとても大事であり,変に間延びしても,早過ぎでも,うまく味わうことが出来ないものである。もちろん食べ手の事情もあるだろうが、まずは料理には料理の間があり、それを上手く図るのも料理人の能力の一つであろうな。フレンチにはフレンチの,中華には中華の,天ぷらには天ぷらの料理を食べ続けるタイミングというものがあろう。昔,勢いのある二つ星のフレンチで,シェフが鋭い眼差しで全てのテーブルを目を光らせて,料理を出すタイミングを指示しているのを目の当たりにして,料理人の真髄を見た思いになったことがある.同じような風景をやはり天才シェフと言われた店でも経験した。先を読む力,気遣い出来ることは、料理に限らずとても大切な人間力ではないかと思う。
みついは,三度目であり,最初はホームランと評価し、2回目は個室の良さを褒めたが,それはカウンター席が空いていての話であった。どんなに目のきく親方でも,一人ではカウンター9席が限界であろう。鮨で間が持てるのはライブ感があるからであり,閉ざされた空間では間が持てないのである。個室はやはりスーが育ってからの方が楽ではないかと思う.あるいは利用時間を限定するとか工夫が欲しいところである。
 それはさておき、つまみ,にぎりは文句のない美味さであった。秋刀魚を開いて酢で締めて焼いたものと肝のソースの塩梅の良さ、ホッキ貝と舞茸の海と山の秋の組み合わせの出汁の美味さ,ノドグロにパプリカの取り合わせの斬新さ,スナックエンドウの甘味の取り出し方など,野菜にも拘りがみえる.野菜は飛騨高山のものだそう。にぎりは,いつものように手抜きのない丁寧な仕事がしてあり,ハズレはない。今回は春日鯛と大トロが印象に残った。子供が寝むそうであったが,穴子まで行けて良かった。カンピョウまでは行けなくてこころが少し残ったが,それはまた次回ということにして,やはり大人だけでカウンターに座ろうと思う。

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