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麻布台 粋 稲葉「間をおいてこそ分かる真価」

河豚の時に不義理をしてしまい,少しバツが悪かったが,日曜の晩御飯に訪問した。鮎にはまだ少し早く,旬のものがない季節かもしれないが、定番の馬刺しや鯛の兜煮などはやはり美味しい。今回は蛤と白アスパラの炊き合わせと、桜海老とそら豆のかき揚げが印象的であった。そして何と言っても白米の美味さは類を抜いている。煮えばなに近いところと濃いめの味付けの鯛の兜煮とアサリの味噌汁,漬物で,日本人としてもうこれ以上のご飯はないだろうと思った。6月1日から鮎が解禁で長良川のものが入るというので,今回は不義理をしないよう,近日また来ようと心に誓っておいとました。稲葉は,親方と弟子達の仲が良いのが見ていて心地よい。もう体育会の時代は終わっているはずなのに,なかなかこの空気感は見ないものである。ソムリエの話では、愛知に,孝の司という幻の酒があるが,今日は切れているというので、そのうちお目にかかるのも楽しみである。愛知は九平次、空ばかりではないらしい。三重には爾今、作があり,静岡の開運と東海地方は以外な酒処でもあるらしい。噂の九平次のブルゴーニュも飲んでみたいものだ。

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