ル・クリスタリーヌ―光の演出の正体は?
小生も、今流行の糖質(炭水化物)ダイエットを始めて、5か月が経った。お蔭でめっきり外食の機会も減り、従ってアルコールを飲む機会も減り、酒量も一段と減った。それは年のせいもあるのだろうが、ワインなどグラスの3杯も飲めば早く […]
紀尾井町オー・プロヴァンソーの春の風物詩―白アスパラガス尽くしの献立
3月になると、紀尾井町の中野食堂、ビストロ「オー・プロヴァンソー」では恒例のホワイトアスパラガス尽くしの特別コースメニューが始まる。フランスはロワール産のホワイトアスパラガスを使うので、3月いっぱいで終わってしまう。 フ […]
中華の新星、荒木町「の弥七」―店主は天才料理人なのだ
私の食の情報源である「東京最高のレストラン」2015年版、週刊文春の「切り捨て御免!食味探検隊」、尊敬するフードジャーナリスト犬養裕美子レストランガイドの3本立てで激賞されていて、行かない手はないと思いつつも同伴相手に […]
月島ホルモン「在市」-飛騨牛で京風ホルモンを食す
小生のホルモン好きは既に何度となく述べてきた。ホルモンといえば、昔は豚の腸や肝を串に刺して焼き鳥風に焼いたもつ焼きが主流であり、それが赤ちょうちんの焼き鳥の定番であった。 今は、ホルモンといえば、焼肉屋の牛の大腸、小 […]
京都「未在」から青山「宮坂」へ-「プリズマ」斎藤シェフ推薦の京懐石
プリスマの斎藤シェフがかねてより贔屓にしていて、絶対行くべきと、薦めてくれていた京都「未在」のスーシェフ(二番手板前)が青山根津美術館脇に新店を構えた。(本当は何番手であったかは定かではないが) 斎藤氏の紹介を受けて、こ […]
天麩羅『天真』-銀座だけではないぞ、天麩羅の名店
天麩羅は鮨と並ぶ、和食の雄である。 日本の男は、人に紹介できるくらいの天ぷら屋の一軒位は常に持っていないと粋とは程遠いであろう。 以前、赤坂の『楽亭』に20年以上通っていると、ここで書いたが(2013.7.6.グル […]
『すし家』のつまみ―才気と色気の備わった若きすし職人の作る技
以前、この欄で「ようやく見つけた行きつけにしたい鮨屋」として紹介した「すし家」の話の続きです(グルマンライフ2014.5.28.)。 親方の石山氏は30代前半とまだ若いが、鮨においては当然のことながら、酒のツマミにも […]
男の食卓
前回、この欄で‘女性との夢の食卓’を書いたら、「あいつは女としか飯は食わないのか」と言われたりして内外での評判が、はなはだ良ろしくなかったので、今回は‘男の食卓’について書こうと思う。 一般にレストランでの食事は同性 […]
老人の秘密のドリームテーブル
老人だって、息抜きが必要だ。 老人だって、たまには男に戻ってもいいじゃないか、 老人だって、ちょっと秘密を持ってもいいじゃないか、 老人だって、夢の食卓を味わってもいいじゃないか。 僕の夢の食卓なんて、谷崎潤一郎や川端康 […]
斎藤シェフの「プリズマ」賛歌―これ以上のイタリアンは想像することすらできない。
半年ぶりに南青山、根津美術館裏のプリズマに行った。友人のお誘いを受けてのことであった。ま、プリズマ仲間である。 私達の前回の訪問は3月であったので(グルマンライフ2015.3.11.参照)、その時は春を呼ぶ瑞々しい早 […]