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中嶋英雄 プロフィール

中嶋 英雄
Hideo Nakajima

1946年
愛知県生まれ。
1934年
東海高校卒
1973年
慶應義塾大学医学部卒業、同形成外科学教室入局
名古屋保健衛生大学、長野県飯田市立病院などで、消化器外科、脳神経外科、整形外科、小児外科などを研修した。その経験、知識をもとに、形成外科で皮弁再建外科分野では、新しい皮膚の血行概念を樹立し、それによる新しい皮弁分類法は、今でも世界標準になっており、同時に20に及ぶ新しい手術概念を作り、200以上の新しい手術法を開発した。頭蓋顎顔面外科の分野では、世界に先駆けて3DCTの開発応用、CGによる手術シミュレーションを開発し、臨床では全頭蓋、顔面の骨切に新しい湯術概念を導入し100余りの手術法を開発した。
しかし、患者と治療者の到達目標に対する意識のかい離から外観治療の問題性に気付き、外観の治療にあたっては、医療、美容、心理ケアの3位一体のアプローチの必要性を感じ, 2000年には「医・美・心研究会」を設立、主宰し、新しい方向性を模索した。以後10年間に渡りシンポジウム、メイクセラピスト養成講座等を開催し、一方で、静脈・リンパ系を慶応大解剖学教室と共同研究し、新しい解剖学的知見に基づいた「ビノフィスマッサージ法」を開発した。
1988年
同上助教授、2006年准教授に名称変更
2010年
同上退職、群馬会群馬病院(精神科病院)勤務
外観障害の精神医学を勉強するために形成外科から精神科に転科したが、現実の精神科学、精神医療に失望し、心脳問題への興味から、量子物理学、免疫学、臨床心理学、精神神経免疫学などを学び、「精神波」、「整心精神医学」「美容整心精神医学」の概念を創発した。
2014年
美容整心精神医学の概念に基づく臨床を実践すべく同上を退職し、9月、クリニークデュボワ(帝国ホテルプラザ4F)の先制医療に参加し美容整心精神科を開設した。そこでは、精神障害の境界領域の患者、リストカットなどで生活機能に障害を来たしたパーソナリティ障害の患者や形成外科、美容医療のセカンドオピニオンなどの診療を行っている。 同年11月より千代田区紀尾井町に「美容整心クリニック」を開設。

日本形成外科学会専門医、同評議員、理事歴任。日本頭蓋顎顔面外科学会評議員、理事歴任。日本シミュレーション学会設立委員、世界シミュレーション外科学会設立委員、日本頭蓋底外科学会設立委員、名誉会員。 日本脳神経外科学会、日本解剖学会 日本精神神経学会などの会員

業績

英文論文約100篇、和文論文 約300篇
講演、シンポジウム100回以上、学会発表600回以上。

一般紙での紹介
*サンサーラ1990.8月号「CGと医療」
*科学朝日1991.8月号「医療に大変革迫る手術支援システム」
*立花隆「電脳進化論」朝日新聞社、1993 など

受賞歴

1980年 度慶應義塾大学医学会三四会賞
1985年 第1回NICOGRAPH論文コンテストグランプリ
1995年 第11回国際形成外科学会最優秀論文賞
1996年 第39回日本形成学会総会最優秀論文賞
1998年 日本形成外科学会優秀論文賞(ジュニア)
2000年 日本形成外科学会学術奨励賞(基礎部門)
2002年 日本形成外科学会優秀論文賞(シニア)
2008年 日本矯正歯科学会最優秀論文賞
2012年 日本形成外科学会学術奨励賞(臨床部門)