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空耳妄言35:安倍晋三という人物について最後に語っておこう -安倍官邸一味は悪事依存症の悪党集団だから早急に隔離治療こそ必要である

聞流しても良いが、誰かが囁いたほうがいいような話もある

私のブログ「ラプラスの妄想」では第二次安倍政権が発足してから直ぐに、安倍晋三という人物のまやかしさや安倍政権の危険性に何度も警鐘をならしてきた。主として祖父岸信介に由来する生育歴から来るパーソナリティの危うさ、知性、教養の無さから来る哲学、思想性とは無縁の右翼的言動と立憲民主主義を理解していない危惧などについてである。

その後約一年間の沈黙をしていたが、その間に安倍晋三首相はどんどん権力を一極化し増長し、やりたい放題であり、いちいちそれについて非難論評をする暇もないほどであった。

政権発足間もなく、政府の勝手な憲法解釈に基ずく集団自衛権、秘密保護法、辺野古基地移転など数々の強行採決をし立法府を踏みにじり、憲法改正も行政府が主導するなど立憲民主主義の基本である三権分立の無視の傍若無人ぶりである。それでも、まあここまでの悪政は、「安倍政権は衆愚政治にはならないぞ」という政治的信念も強さだと百歩譲れば倫理的には許せる範囲であったが、その後の夫妻、官邸挙げての国政の私物化は完全に我が国のモラル崩壊を招くことになった。森友では国有地10億円をただ同然で安倍友に引渡し、加計学園獣医学部認可では安倍友のために無理筋をごり押しして通し、莫大な税金供与をはかった。またそれらの疑惑追及には嘘を重ね、行政担当官庁の議事録を隠ぺい,改竄させ、一人の人間の命が失われるも、虚偽答弁を貫徹して安倍をかばった官僚に処罰ではなく論功行賞で出世させて応えた。逆に少しでも逆らう気配があれば、公安密偵を付けスキャンダルを探し恫喝したり、有無を言わせずの左遷で、忖度できる官僚ばかりで官邸を固めた。桜を見る会問題では、公費で自分の後援会員を接待し、明らかな公職選挙法違反行為をホテルの責任問題に転嫁しようとした。とにかく呼吸をするように嘘が言えるのである。最近では新型コロナ対策委員会の発言の証拠が残らないよう議事録を作らないように閣議決定してしまうありさまである。さらに自分を訴追できる検事総長の人事も恣意的に動かそうとしている。

そして致命的なのは新型コロナにおける政策の無能ぶりと出鱈目さである。出来もしないPCR検査を2万件準備したと口から出まかせで言い逃れをし、文科省と相談も無く突然全国の学校の休業宣言までしてしまう。国民の生活の安全、存続に関わる緊急支援策では自分の総理任期内のオリンピック開催を最優先させ動かず、あげくの果てにはアベノマスク、10万円の支援金、持続化給付金でも、得体のしれない官民の関わる幽霊会社を通して何十億も中抜きしたうえで、お仲間企業に丸投げして莫大な手数料で利益供与を図り、困窮した国民のために1円の無駄も無く税を使う観念は微塵もない。ちなみに400億以上使ったアベノマスクの使用率は4%に過ぎないし、当面の10万の支援金の給付率は6月半ばで30%に過ぎない下請け企業のスピード感である。

第二次補正予算では真水30兆円のうち10兆円を補正予算として私物化を図り政治私物化の反省のかけらもない。

おそらくこれら一連の悪事は表に出た一部の事案に過ぎないであろうから、安倍首相個人は、常日頃嘘を重ね、悪事を働くのを楽しんでいて、まるで病的に依存しているかのようにしか思えないのである。

最近のニュースでは東電の子会社が電話記録を改ざんして契約を偽装していたそうである。鯛にあらずとも頭が腐れば尾も腐るのは世の中の常である。私が子どもの頃は「嘘つきは泥棒の始まり」といわれたものであったが、今では「嘘付は、つき通せば出世の始まり」という、我が国は歴史上かつてないモラルハザードに陥っているのである。最も知性、教養、民度の高くないと思われる部類の政治家の一人麻生副総理が、日本のコロナ感染率、死亡率が世界の中で低い理由を外国人に問われた際、「わが国は君たちの国とは民度が違うからだよ」と答えたというからブラックジョークにもならない。安倍首相も安倍政権の政策の成果だというようなことを言っているらしいが、どこまでも反省して学習することの出来ない人物である。

悪性アベノウイルスに集団感染した安倍官邸クラスターは、仲間の団結力で強姦などという極悪な違法行為すらもみ消し、政治権力を完全に私物化し、税を動かせば、必ず何割かを掠め取らねばおけないように、あらゆる悪事に依存症のように振る舞う病的悪党集団である。

 

依存症は簡単には治らないが、精神医学的には依存症の治療は、作家で精神科医でもある帚木蓬生によれば、「人としての徳目を身につけること」であるそうだ。その徳目として「思やり」「寛容」「正直」「謙虚」を挙げている。これらの四徳目はギャンブルや悪事に依存している内にことごとく失われていくと言いう。

人を思いやる心はすり減って、大切なのは人よりお金になって行く(これは小泉、竹中コンビに端を発するが)。正直どころか、不正直の塊になり、朝起きて夜寝るまで嘘をつきまくり、夢の中でさえ嘘をつくという。謙虚さも無くなり、自分はさんざん人を苦しめているのに、悪びれたところは微塵も無く、傲慢そのものになって行く。寛容については、自分の非は棚に上げ逆恨みをし、他人がちょっとでも気にくわないことをすれば口を極めて罵り、人を許すということが出来ない。

どうでしょうか、見事に安倍晋三という人物に良く重なりませんか?

 

阿倍晋三という人物について云々(デンデン)することは、今後これ以上語る言葉も意味も見つからないので、今回を持って最後とすることにします。

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