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ラプラスの妄想

「相補性」という原理ー量子論、ユング心理学、形成外科学から

平衡という単語は、本来、化学などで用いる科学用語であったが、分子生物学者の福岡伸一が、動的平衡という言葉で、広く生命、自然、環境、社会に生起する諸々の現象を説明するキーワードとして巧みに用い、今や生命、宇宙の摂理、哲理を […]

カモメは異端か?

チェーホフの「カモメ」が、ケラリーノ・サンドロヴィッチ(日本人です。)の演出でシスカンパニーが上演したので、シアターコクーンにまた行った。例によって群馬の銘酒、水芭蕉とオツナ寿司を差し入れで持って。 そのせいかどうかはわ […]

老いるという事

母親が齢、91歳を超え、アルツハイマー型認知症になり、 とうとう老人ホームに入ったとの知らせを受け、 7月の連休に愛知の田舎まで見舞い行った。 新東名高速を使って4時間で着いたのが、昼時であり、 兄夫婦が先に母親を迎えに […]

入院生活で思ったこと?その一

3月の中旬に体調を崩し、2週間ほどの入院騒ぎがあり、AF研究室のブログも更新できなくなっていましたが、今週からようやく復帰しましたので、また取り留めのないよもやま話でも書き綴ります。 入院生活というのは、基本することがな […]

『お膳立てと受け売り宰相』の耐えられない軽さを憂う

ここでいう宰相とは、マスコミの下馬評によると、おそらく次期首相と目されている安倍晋三氏のことである。 この原稿は総選挙の前に書いていますが、ブログに出るのはおそらく 選挙の結果が出てからのことになるでしょうから、決定して […]

もっと速く、もっと高くーそう鼓舞させるものは何か?

ロンドンオリンピックが終わり、日本はメダル数が史上最多となったそうで、 ご同慶の至りです。 選手たちも、同じように努力しメダル圏内と言われながらも、 手にした人と、出来なかった人では、空港の出口まで違うそうで、 選手たち […]

量子論、自律機能における私の立場

私の量子論 さて、『ラプラスの妄想』のこの欄では、人の心の病気のなりたち、 精神病理を量子物理学で説明しようとする妄想着想について宣言しましたので、 まず量子論の概略がどんなもので、それが現在の科学ではどのような位置づけ […]

量子物理学で精神医学を考える。

自然現象は勿論の事、植物、動物、さらには人間といえども物質であることに変わりはない、とすれば人間の身体も脳も、化学で習う原子から出来ているわけであり、 人間の頭脳だけが特別な原子、つまり原子表に無い未発見の原子で出来てい […]

動的平衡

動的平衡

『生物と無生物の間―講談社』という本で有名になった、あの眼と語り口が特徴的な分子生物学者の第2、第3のベストセラーに『動的平衡―1,2』という本があります。 彼の眼についての形成外科医としての見解はまた次にして、今日は形 […]

ラプラスの妄想

このブログのタイトルは『ラプラスの妄想』と名付けた。 分かる人なら‘ラプラスの悪魔’の間違いだろうと、気がつかれただろう。 そのとおり。 あのラプラスの悪魔から由来している。 念の為に申し上げれば、 ニュートン力学が断定 […]

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