予約が取れないと言うから,黒木の女将さんを通して予約して訪問した。昨今のかき氷ブームもあって,虎屋以外にも今時の高級かき氷を食べる機会があったので,それなりの先入観が出来ていた。そのせいかもしれないが,黒木式の和への拘り過ぎが,少し辟易したのが本音。頼んだのはきな粉と胡麻の二種。カウンター席からは氷を削り丁寧に積み上げて形成する様子が伺える。間に甘味を入れては何層にも重ねててんこ盛りのこれでもかの大きさで出される。なぜか抹茶が付いてくる。この組み合わせではどのタイミングで飲めは良いかわからない。私は胡麻味を食べたのだが,氷の中まで黒胡麻シロップがしっかりと染み込んでいて,白の無垢なところが全くないのもスプーンが休まらない。黒胡麻の香りも強く,甘過ぎず、これれまでに経験したことのない味わいであったが1/4食べたところで,そろそろ十分感が来て半分過ぎたところでギブアップした。正直,美味というよりヴィーガンにこだわり過ぎた創作性が前面に出過ぎた感じがした。3000円出して再訪する客かいるのか訝しいが,一度は甘味研究所の研究結果をたしかめるのも悪くはない。個人的には黒木氏の探究心はトンカツじゅんちゃんの方が良かった気がする。かき氷は本店のデザートの方が落ち着く。





