雑誌ゲーテ東カレの情報に飽きてきたのでAIで麻布十番のフレンチを探して見つけて初訪問。場所的には馴染んだところなので,えっこんなところに、という十番特有の感慨を持ってお店に入った。カウンター7席くらいの小さいお店にオーナーシェフに,女性シェフ,ソムリエが働いていた。開店初っ端だったので客は他に客は1組みだけで、いろいろ話す事ができた。オーミラドの勝俣さんやイノの井上さんコートドールの斉須さん,北島亭の北島さんなど今は消え行く年代から,平松の変遷など昔話に花が咲いたが,80年代のパリのアルケストラートを知っていたのには,驚いた。ヌーベルキュジーンヌの少量多皿ムニュ・デギュタシオンの元祖である。今時でここまで造詣の深いシェフも珍しい。料理は丁寧で美しくかつ味わい深い。素材もよく吟味されている。仔牛のロティはありそでなかなか巡り会わないうまさであり,フォアグラも普通の焼きが加減と比べれば信じられないほどレアであり,あれは生ぐささを感じさせないギリギリなのだろうな。手堅い勝俣さんの弟子のギリギリの挑戦なんだろうな。このあたりは,麻布十番納涼祭りのド中心地である。あと1週間もすれば身動き取れなくなる。今日で良かった。








