「飲み人」の街、荒木町界隈の最近の変貌
四谷三丁目、荒木町と言えば、ちょっと大人のディープな飲み屋街として「飲み人」には知られた町である。 私が30年以上勤務していた大学病院からは徒歩圏内であることもあり、入り浸るほどではないが、時々は焼き鳥屋とかホルモン屋と […]
「紀尾井町、山ぐち」ー江戸前京料理の、隠しておきたい良質な名店
4月某日、タカラズカ宙組公演「トップハット」を赤坂アクトシアターで観劇の後、紀尾井町の和食屋「山ぐち」で夕飯を食べた。 「東京いい店、うまい店」という本は、かのミシュランガイドより歴史の古い、元祖グルメ案内本であるが […]
ゴールデンウィークにした事、その①一「男のだいどこ」を再読
GWは、長野県の立科の山荘開きに行くのが恒例であり、今年も5泊6日で出かけた。 三日もすると、持ち込んだ本にも飽きが来て、家から昔疎開してきていた本棚を覗いてみると、古いグルメ本が何冊もあった。 中でも映画評論家の故荻 […]
すっぽん大市―京都で最高に贅沢な昼ごはん
いつの頃からか、京都に行くと必ず一度は大市で昼ご飯を食べるようになった。 良くは覚えていないが、若い頃読んだ映画評論家の故萩昌弘の「男のだいどこ」か俳優の故渡辺文雄の沢山のグルメ本の何かに載っていて、これは食べるしか […]
春はお皿からーオ・プロバンソーのアスパラづくし
前回、プリズマの‘アスパラと蛤のフォンドゥータ‘というスープ仕立ての、春らしい和風なイタリアンのお皿をご紹介しましたが、先日、紀尾井町オ・プロバンソーを尋ねたら、正統フレンチのアスパラづくしのコースがありましたので、少々 […]
誕生日あれこれーところでミシュランって何?
今年も誕生日が巡ってきて、「また一つ年を取ってしまった。」、というより、「今年も誕生日を迎えられた。」という方が実感に近いという年になってしまいました。 フェイスブックにブログが掲載されるためか、見ず知らずの多くの方から […]
赤坂の洋食屋、東洋軒を初訪問ーエビフライの真髄は何か?
かつては宮内庁御用達であった三田の洋食屋、東洋軒が赤坂に復活したとニュースになった時は、むしろ青山一丁目のNARISAWAの成沢良浩シェフがプロデュースした店として驚きと共に伝えられた。 東洋軒の名前は、明治、大正時代 […]
‘修善寺あさば’のお正月―「たまの贅沢の価値」を伝承する。
今年のお正月は、海外に赴任中の息子夫婦が帰国したので、久しぶりに家族そろっての正月を過ごすことになった。 彼等のたっての希望が温泉だったので、たまには贅沢を経験させるのもいいだろうと、間違いの無いところで修善寺のあさ […]
「中野食堂、Aux Provencaux」ー紀尾井町の秀逸なフレンチ、ビストロというよりプチレストラン
地下鉄麹町駅から1分の紀尾井町の交叉点から徒歩一分くらいにある自称ネオビストロ、オー・プロバンソーに行った。 一度目はジョージ氏に薦められてクリニックのスタッフの誕生日会に行って、予想外に良かったので、5日後に裏を返し、 […]
バーラジオのエルメスの皿
雑誌BRUTUSの、「暮らしの手帳」の編集長松浦弥太郎の「男の一流品カタログ」という特集号を読んでいたら、バ―ラジオの尾崎浩司氏が載っていた。その前後に雑誌GOETHEにも載っていた。いずれも尾崎氏が京都の上賀茂の里山 […]